子育てって大変
可愛い我が子なのに
子育てから逃げたくなるときがある
愛情が裏目に出るときもある
それでも大丈夫
周りには助けてくれる人がいる
そんな世界をもっと身近にしたい
願いを込めて絵を描いています
みんな、頑張っている
でも大変でいっぱいいっぱい
支えていこう、つなげていこう
このサイトを作った背景をお話します。
虐待をされてきたという事実はなかったことにできませんが、あって良かったことにはできると思っています。
経験をしてきたからこその今の自分がいて、今の生き方に繋がっています。
虐待があってもなくてもよい世の中にしたい。
そしてその先の虐待がなくなった世界を見てみたい。
大人は子どもを授かった日から親になります。しかし親になったからと言って、子育てのスキルもセットになって親になるわけではありません。
子育てが始まってからは、初めての経験、分からないこと、不安なことが次々に起こります。
「思うようにできなくても大丈夫」
「困ったときは周りが助けてくれる」
そんな世界をもっと身近にしたいです。
親も子どもと一緒に成長し、親を支える大人たちが周りにたくさんいれば、もっと楽に、肩の力を抜いて子育てを楽しめるのではかいと思います。
孤独に子育てするのではなく、社会全体で力を合わせて子育てしていく社会を目指しています。
子はたからプロジェクト
きっかけは初めて我が子を抱いたときでした。
「もう終わらせたい」と強く思いました。
報道だけで出てくるような、悲惨な事件ももちろんあるけれどそれが全てじゃない。
声なき声がある。映し出された結果の原因や背景は一体何なのか。
メディアでよく見る「虐待の報告相談対応件数」だけでは虐待そのものは見えません。
誰にも打ち明けられないまま、親も子も深いところで苦しんで悩んでいる。
とても複雑で根が深い問題になることをぼくは知っています。
たとえ愛があっても虐待になることがあるのです。
でも本当は誰も悪くない。
初めから「虐待をしよう」と思って行為に及ぶ人はいないと思います。
これは特別なことではなく、いつどこで起きてもおかしくない誰にでも起こりうる身近なことです。
愛も虐待も紙一重です。
ぼくは正面からこの問題と向き合いたい。
ただただ真実を知りたいのです。
この世の中で一体何が起きているのか。
人は何を求めているのか。
何に苦しんでいるのか。
そして何が必要なのか。
何をすれば良いのか。
何を手放せば良いのか。
ぼくはそれを解き明かしたい。
人の可能性を信じて希望を見出したい。
一人の人間として、
絵描きとして、
父として、
子ども一人一人が尊重され、親となる大人も安心して暮らせる社会にするために。
プロジェクトでは妊娠するタイミングで、親が子へオムツや靴下を用意するように、「助けて」と言える人や関係性を地域に作れる仕掛けをした絵本を3冊作りました。
絵本をきっかけに 愛が愛のまま、広がりますように。
絵本はつなぐための道具。
絵本だけでは社会は良い方向へ向かっていきません。
頭から加害者を責めたり、拒絶したりすることは解決にならない。
その背景にあるもの(育ってきた環境や現在の生活環境など)がどれほど影響を与えているのか。
ぼくたち周りは何ができるか。
どう関わっていけるか。
その意志と絵本を使う人が増えて初めて社会が優しくなると思います。
ぼくが絵本を描いているのも、虐待予防推進事業であるこのプロジェクトを始めたのも全てはそのためです。
自分の願いが、みんなの願いになりますように。
なるかわしんご
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